食事の栄養素、摂り方、血糖値とダイエット効果について

 

大前提

1日に採るべきビタミン・ミネラル系は減らしてはいけない。(減らしたところでメリットはない。)
3大栄養素もそれぞれ不可欠な要素であるので、減らすとしてもほどほどが良い。特にたんぱく質は以下に書いてる通り髪や皮膚を作るので、これは絶対減らさない方が良い。(たんぱく質が足りないと皮膚や髪の質が悪くなるかも)
糖質:最も速くエネルギーに変わる
脂質:糖質より吸収は遅いが、エネルギー効率がよい。体を作る元となり、細胞膜やホルモンの材料
タンパク質:体を作る元として使われる。筋肉や骨、内臓、皮膚、髪の構成要素でもあり不可欠な栄養
これらの栄養素の過不足はBMIを目安に考える必要がある。
糖質は炭水化物と食物繊維を合わせた物なので、激しく糖質制限すると食物繊維も足りなくなる可能性がある。
脂質も体に必須の栄養素であり、ダイエットなどを気にするならエゴマ油などの質の良い油(不飽和脂肪酸)を採ると良い。揚げ物に使われている油は質が悪いので採らない方がいい。(飽和脂肪酸と言い、これは1日のエネルギー量の7%以下が目標値)栄養成分としてはオメガ3、6、9などであり、脂肪酸については後日別記事を書く予定。

上記はマイナビ出版の栄養学の本から。

1日の食事量により痩せ効果について

1日の食事量は総摂取カロリーで決まる カロリー収支がプラスなら体に蓄えるし、マイナスなら削られていく だから食事量では変わらない むしろ食事回数を減らすと食べられる品目が減る為、栄養バランスが悪くなるかも

個人的な見解として、論文が出てたとしても、今まで言われてきたことも結局相反している結果も論文として出ているだろうし、それが効果あるかないかは常に論争になる?(特にこのサイトは筋トレ後の有酸素運動や20分以上での効果を否定しているので、個人的にかなり怪しいサイトだと思ってる。普通の人と解釈の仕方が違う。)

参考記事
https://yase.tech/2111.html

論文
A controlled trial of reduced meal frequency without caloric restriction in healthy, normal-weight, middle-aged adults. - PubMed - NCBI

要約するとこうなるらしい

1日1食と1日3食の比較 それぞれの生活を8週間続けた際の体重減少や健康状態に関する数値を比較 結果としては、総摂取カロリーが等しければ食事回数によって体重減少に有意差は生じないことが分かった

食事と血糖値

食事中に血糖値が上がると、下げる為に膵臓からインスリンというホルモンが分泌される。このインスリンが分泌されると、血糖値を下げる過程で血中の糖分を脂肪に変えて脂肪をため込むようにする。血糖値の上昇が穏やかであれば過剰に分泌されることはないが、空腹状態からいきなり糖質(炭水化物系)やチョコなどを食べてしまうと、血糖値が爆上がりするので脂肪が蓄積されやすくなる。それだけではなく、急上昇した血糖値を今度は急降下させ、血糖値の急変化が起こってしまい、食欲を増長させるとも言われている。 これを防ぐには、3大栄養素を取る前に野菜などの食物繊維・ビタミン・ミネラル系を取ると血糖値の急上昇を抑えられると言われている。目の前に野菜がない場合はスープや食物繊維などが入ってるサプリメントを代わりに採ってもいい。 その後の食べる順番は肉や魚などのたんぱく質、最後にご飯などの炭水化物が良いとされ、これは「ベジファースト」と言われている。 それに対して、「セカンドミール効果」といい、1回目の食事が2回目の食事(セカンドミール)の食後血糖値に影響するという効果がある。
これは

  • 食物繊維の多いマメ科植物(大豆など)
  • 水溶性食物繊維β-グルカンが豊富な大麦やきのこ類、海藻類など。大麦を混ぜて炊いた麦ごはんにわかめの味噌汁

血糖値とは直接関係ないが、食事中に水を飲み過ぎると消化が悪くなる。水が飲みたければ食前ならいくら飲んでもOKで、食後もしばらくは水を飲むことを控えるといいかも。

参考記事

太りにくい食べ方のコツ|健康のつくりかた|タニタ

珈琲とダイエット

コーヒーには「クロロゲン酸」という成分が含まれており、体内の脂質を分解したり、糖の吸収を抑える働きがあります。 そのためコーヒーを食前に飲むことで、身体に「脂」や「糖」が吸収されにくくなるのだとか。

疫学調査の結果をみていると、『長年続けていれば、飲まない人に比べると変わってくる』という程度で、即効性は期待できません 単純に食事の前にコーヒーを飲むことで空腹感が緩和される面もある。 クロロゲン酸は糖分の吸収を遅くする作用も持ちますが、それは消化酵素による吸収を阻害するから。食前に飲まなければその効果は期待できません

 

食前に珈琲を飲むと血糖値の上昇が緩やかになるとも言われている。しかし、食後では意味が無く、珈琲単体で飲むときは血糖値が上昇し、インスリンの感受性が低下するとも言われている。(しかし珈琲に砂糖を入れると血糖値が上昇する可能性がある。)

参考記事

コーヒーは食前? 食後?「この差って何ですか?」で紹介された太らない体になるための選択肢|ダイエット、フィットネス、ヘルスケアのことならFYTTE-フィッテ

ダイエット効果に注目のコーヒー 「食後より食前に」が理想:イザ!

https://www.nestle.co.jp/asset-library/documents/nhw/interview2.pdf

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます! 一応調べてから書いてあるつもりですが、もし何か間違い等あれ気軽に言って下さい!